ジョエル・スポルスキー(Joel Spolsky)

エッセイ集「BEST SOFTWARE WRITING」(青木靖訳)や、彼自身のエッセイを読んでいる。


昔から知っていたハズだが、経験が多少増えて読み直すと、また違う印象を受ける。
恐らく。10、20年前、ソフトウェア業界が無邪気なこどもであったときに、彼やマイクロソフト社は、はるかにおとなのビジネスマンであったのだろう。
といっても、未だに私自身は彼らのやり方がただしいとは思っていない。彼らは確かに賢く現実的でビジネス的であるのだが、その彼らがその能力をフルに間違った方向に使っているように思えてならない。彼らがもっとうまくやっていれば、このろくでもないエクセルドキュメントを職人芸的技巧を駆使することはないのだ。


とはいえ、私自身がもっと優れた何か(開発者?マネージャー?コンサル?)になるために、彼の文章はとても面白い。