レンタルサーバー(Sakura Internet)で WiLiKi を動かす(再び)
忙しくて放置してあったら、 WiLiKi が Sakura Internet のサーバーで動作しなくなっていた。
wiliki.cgi を直接実行すると、以下のエラーが生じた。
*** ERROR: Compile Error: Compile Error: failed to link "libcharconv" dynamically: /usr/local/lib/libiconv.so.3: Undefined symbol "mbrtowc" "/home/xxxxxx/local/share/gauche/0.8.6/lib/www/cgi.scm":42:(define-module www.cgi (use srfi-1) ... "././index.cgi":3:(use www.cgi) Stack Trace: _______________________________________ 0 (dynamic-load "libcharconv") At line 54 of "/home/xxxxxx/local/share/gauche/0.8.6/lib/gauche/charconv.scm"
仕方が無いので、gauche を再インストールした。
- gauche のインストール
ソース(gauche 0.8.11)を入手し、コンパイルしてインストールする。コンパイル環境は最初から用意されているもので問題が無かった(以前と同じ)。
ここでは、 $HOME/local 以下にインストールを行った。
-
- with-local オプションは、 gdbm のライブラリのために指定する。
./configure --enable-multibyte=euc-jp --prefix=$HOME/local --with-local=/usr/local make make install
- WiLiKi のインストール
同じくソースを入手し、コンパイルしてインストールする。
残念ながら WiLiKi はバージョンがあがっていなかったので、
特に何もしなかった。以下は以前のインストール方法。
上記で gdbm のライブラリが使えるようにできていれば特に問題は無いはず。
./configure --prefix=$HOME/local make make install
- wiliki.cgi のカスタマイズ、公開
サンプルの wiliki.cgi をコピーし、db-path や、:description を適宜修正する。
特に1行目の gosh のパスは確認する。コマンドラインで実行できたら、
外から参照できる場所に置き、ブラウザから確認する。
高機能で試しやすい gauche と WiLiKi の作者に心からの敬意を。